木のぬくもりを感じる温かみのある家のつくり方。外観・内装のポイントや施工事例を紹介
「温かみのある家に住みたい」とお考えの方は、自然素材を用いた家づくりを検討しましょう。
自然素材とは、木材や漆喰など天然由来の素材のことで、外観や内装にたっぷりと使用することで、自然素材ならではの温かみや風合いを楽しめる家が実現できます。
今回は、自然素材にこだわった家づくりの施工実績が豊富な"フォレストブレス"が温かみのある家のつくり方をご紹介します。
・温かみのある家の特徴・自然素材のメリット・デメリットなどを紹介します。
・温かみのある家をつくるには、「素材」「外観」「内装」にこだわりましょう。
・温かみのある家の外観・内装など施工事例を紹介します。
Contents
温かみのある家の特徴
温かみのある家をつくるには、「どのような家が温かみを感じるのか」を知ることが重要です。
ここでは、温かみのある家の特徴を紹介します。
素材
家づくりに以下のような自然素材を使用することで、温かみのある家を実現できます。
- ・木材
- ・漆喰・珪藻土・シラス壁・土壁
特に、木材は「木のぬくもり」という言葉があるように、木目・風合いなどの見た目や柔らかい質感に温かみを感じます。
実際に内装に木材を使用することにより「あたたかい」「明るい」などの良好な印象を与えるという研究結果もあります。
また、木材は、実際に熱伝導率が低く、鉄やコンクリートと比べると「暖かさ」を感じられる素材であることも「木のぬくもり」につながっていると考えられます。
外観
温かみのある家にするには、以下のようなポイントを押さえて外観を検討しましょう。
- ・屋根勾配を緩やかにする
- ・外壁に木材を使用する
- ・外壁の色をベージュ・アイボリーなどの暖色系にする
例えば、以下の施工事例のように屋根勾配を緩やかにして外壁を暖色系の色にすることで、温かみを感じる外観になります。
【温かみのある外観の施工事例】
木の質感やぬくもりを楽しめる濡れ縁も温かみのある家と相性がよいです。
<施工事例>和の家
また、外壁が板張りの家も温かみのある家の代表例です。
以下の記事では、外壁が板張りの家の施工事例などを紹介していますので、ぜひごらんください。
>外壁が板張りの家|木材の種類、メリット・デメリット、費用など解説
内装
温かみのある家の内装のポイントは以下のとおりです。
- ・自然光を取り入れる
- ・壁材に自然素材を採用する
- ・シンプルで明るい色を基調とする
- ・床や天井に木材を使用する
例えば、以下の施工事例のように床や天井にたっぷりと木材を使用することで温かみのある家になります。
【温かみのある内装の施工事例】
天井・床・階段など国産木材にこだわった「木のぬくもり」を感じられる家を実現できました。
<施工事例>光や風を感じる家
以下の記事では、天井が板張りの家のメリット・デメリットや実例などを紹介していますので、ぜひごらんください。
>天井を板張りにして後悔する理由は?|失敗しないためのポイントやメリット・デメリット、実例も紹介
温かみのある家をつくる4つのポイント
ここまで、素材・外観・内装の特徴を紹介してきましたが、それ以外にも以下のポイントを意識することでより温かみのある家になります。
- ・インテリアも色や自然素材にこだわる
- ・外構にも自然素材を使用する
- ・照明の明るさや色を工夫する
インテリアも色や自然素材にこだわる
家具、収納棚、カーテンなどのインテリアも色や自然素材にこだわると、温かみのある家になります。
- (例)
- ・木製の家具や造作棚を配置する
- ・ソファー・カーテンなどに暖色系の色を採用する
上記のように、家のデザインだけでなく、細部まで温かみのある素材や色を取り入れるのがポイントです。
外構にも自然素材を使用する
外構とは、家の外にある以下のような構造物のことを指します。
- ・玄関アプローチ
- ・門扉・門柱・門灯
- ・駐車場
- ・デッキ・テラス
- ・庭
- ・ガレージ・カーポート
例えば、「暖色系の色調の天然石を敷いた玄関アプローチをつくる」「ウッドデッキを設置する」など外構も色合いや自然素材にこだわることで、家全体に温かい雰囲気が出ます。
照明の明るさや色を工夫する
外観・内装ともに照明の明るさや色調を以下のように工夫することで温かみのある家になります。
- ・電球色を多めする
- ・ペンダントライト・間接照明など照明器具にもこだわる
ただし、電球色は明るさが弱く、リラックス効果があるので勉強部屋や書斎には不向きです。
スペースに必要な明るさを確保した上で、適材適所に配置することがポイントです。
家づくりに自然素材を取り入れるメリット・デメリット
クオリティの高い温かみのある家づくりには、自然素材が欠かせません。
ここでは、家づくりに自然素材を取り入れるメリット・デメリットを紹介します。
メリット
自然素材には、以下のようなメリットがあります。
- ・見た目・質感に温かみがある
- ・調湿性能がある
- ・消臭効果がある
- ・体にやさしい
- ・木材にはリラックス効果がある
- ・唯一無二のデザインを楽しめる
特に、木材や漆喰などの自然素材には調湿性能があり、お部屋の湿度変化を軽減する効果があります。
また、化学物質が使われていない自然素材は、シックハウス症候群の予防にもなります。
デメリット
自然素材のデメリットは以下のとおりです。
- ・メンテナンスや掃除が面倒
- ・コストがかかりがち
- ・素材によっては傷や汚れがつきやすい
例えば、「木材は水に弱いので掃除がしにくい」「漆喰は汚れがつきやすい」など素材によってメンテナンスや掃除が大変になることが、自然素材のデメリットです。
以下の記事では、自然素材の家のメリット・デメリットをくわしく紹介していますので、ぜひごらんください。
>自然素材の家とは?メリット・デメリット、後悔しないための家づくりのコツを紹介
温かみのある家の施工事例を紹介
最後に、外観、内装に自然素材をたっぷりと使用した温かみのある家の施工事例を紹介します。
外壁を漆喰で仕上げた温かみのある家の施工事例
こちらは、外壁を自然素材の漆喰で仕上げた温かみのある家の外観です。
木材を使用した軒裏がアクセントとなり、素敵な外観に仕上がりました。
<施工事例>漆喰外壁のシンプルな平屋
内装は杉をたっぷりと使用し、木のぬくもりが伝わってきます。
ペンダントライトや造作キッチンなど細部までこだわった温かみのある家を実現しました。
<施工事例>漆喰外壁のシンプルな平屋
1階を板張り2階を漆喰で仕上げた温かみのある家の施工事例
こちらは、1階国産から松張り・2階は漆喰仕上げの温かみのある家の施工事例です。
電球色のやわらかい照明により、暗くなっても温かみのある外観を実現しました。
<施工事例>のびのびと暮らせる小さな家
「赤色のペレットストーブ」「暖色系のカーテン」などお部屋の設備やインテリアも温かみのある家と相性がよいです。
<施工事例>のびのびと暮らせる小さな家
板張りの外壁と濡れ縁を設けた温かみのある家の施工事例
こちらは、板張りの外壁と濡れ縁が特徴的な温かみのある家の施工事例です。
お庭にある菜園と木造の濡れ縁が、ナチュラルで温かみのある外観を引き立たせています。
<施工事例>楽しく暮らすシンプルな平屋
脱衣室も造作洗面台、板張りの内装など自然素材にこだわっています。
<施工事例>楽しく暮らすシンプルな平屋
フォレストブレスには、今回紹介しきれなかった温かみのある家の施工事例がたくさんありますので、ぜひ下記からごらんください。
まとめ
温かみのある家をつくりたいなら、自然素材にこだわりましょう。
外観・内装に木材や漆喰など自然素材を取り入れることで家全体に温かみが出ます。
また、カーテンや家具などインテリアの色や素材にもこだわることで、よりクオリティの高い温かみのある家が実現できます。
今回紹介した情報が、「温かみのある家づくり」の参考になれば幸いです。
私たち"フォレストブレス”は、1934年に製材所として創業して以来培った知識と経験を活かして、快適で健康的な暮らしが実現できる住まいをご提案しております。
木材のプロとして、自然素材にこだわった事例を数多く手掛けていますので、お気軽にご相談ください。