ナチュラルな家の外観実例7選|ナチュラルな家の特徴やポイント、注意点も解説
家づくりを検討するなかで、「ナチュラルな家の外観実例を知りたい」と考える方は多くいらっしゃいます。
外観は家の第一印象を左右する要素なので、あらかじめさまざまな実例をチェックして、方向性を定めることが大切です。
今回は、自然素材の家づくりにこだわる"フォレストブレス"が、ナチュラルな家の外観実例7選をご紹介します。
・「焼杉の外壁を取り入れたナチュラルモダンの家」など、ナチュラルな家の外観実例7選をご紹介します。
・ナチュラルな家の外観の特徴や、ナチュラルな家の外観をつくるポイントを解説します。
・ナチュラルな家の外観における注意点をお伝えします。
ナチュラルな家の外観実例7選
"フォレストブレス”が手掛けた「ナチュラルな家の外観実例」をご紹介します。
焼杉の外壁を取り入れたナチュラルモダンの家
こちらは焼杉の外壁を取り入れた実例で、モダンでシックな雰囲気を演出しています。
「焼杉」とは焼くことで杉の表面を炭化させた外壁材で、高い意匠性を持つとともに耐火性・耐久性に優れているのが特徴です。
また、1階から2階部分までつながる大屋根を採用しており、存在感のあるデザインが目を引きます。
<施工事例>焼杉の外壁と薪ストーブの家
焼杉の外壁で後悔することはあるかについては、こちらの記事でご紹介しています。
>焼杉の外壁で後悔することはある?|メリット・耐用年数、施工事例などを紹介
「漆喰」と「カラ松」で外壁のコントラストが美しい家
こちらは、外壁に「漆喰」と「カラ松」を使用した実例で、ホワイトとライトブラウンのコントラストが印象的です。
道路に面している部分にはウッドフェンスや植栽を設置しており、外観全体のナチュラル感がアップしています。
<施工事例>光や風を感じる家
外壁に「信州産カラ松」をふんだんに使用した木目を楽しめる家
こちらは、外壁に「信州産カラ松」をふんだんに使用しており、木目を楽しめる平屋の実例です。
外壁には信州産カラ松とともに、深めのグリーンのガルバリウム鋼板を利用しているため、外観にメリハリも感じられます。
<施工事例>楽しく暮らすシンプルな平屋
アクセントとして軒裏に木材を取り入れた家
こちらはホワイトの外壁を採用し、アクセントとして軒裏に木材を取り入れた実例です。
シンプルでありながらも、軒裏の木材によってナチュラルな雰囲気が感じられます。
軒裏のほかにも玄関ドアとポストにもブラウンを取り入れたことで、外観全体に統一感が生まれているのも特徴です。
<施工事例>天体観測室のある家
外壁全体に「カラ松」を使った木の温もりを感じられる家
こちらは家全体の外壁に「カラ松」した実例で、木の温もりを感じられます。
カラ松ならではの赤みと艶が美しく、上品で温かみのある雰囲気に仕上げました。
<施工事例>サワラの家
ウッドデッキをプラスしてナチュラル感を高めた家
こちらは、外壁に国産カラ松を使用しているのに加えて、ウッドデッキを設けることでナチュラル感を高めた実例です。
2階部分の外壁には漆喰をしており、1階の国産カラ松との色の対比が印象的で、個性を感じられます。
<施工事例>のびのびと暮らせる小さな家
「カラ松」で外観にメリハリを持たせたシンプルな家
こちらは、ホワイトの外壁にポイントで「カラ松」を取り入れることで、外観にメリハリを持たせた事例です。
また、カラ松と同系色の木目調の玄関ドアを採用しているため、外観全体でまとまりが生まれています。
<施工事例>こだわり満載のシンプルな平屋
ナチュラルな家の外観の特徴
ここでは、ナチュラルな家の外観の特徴を解説します。
スムーズに家づくりを進めるためにも、特徴を押さえましょう。
自然素材を豊富に取り入れている
ナチュラルな家の外観を実現するには、以下のような自然素材の利用が欠かせません。
- ・木材
- ・漆喰
- ・土壁
- ・屋根瓦
- ・天然石 など
上記の自然素材を取り入れる面積が広いほど、ナチュラルな印象に仕上がります。
ただし、一口に「木材」といっても、木材の種類によって木目・色合い・質感・性能が異なるので、念頭に置いて選びましょう。
例えば、ブラックの「焼杉」を外壁に利用すると、ナチュラルでありながらもスタイリッシュな見た目にまとめられます。
経年劣化も味わいになる
木材や石といった自然素材を多く取り入れるナチュラルな家は、外観の経年劣化も味わいになるのが魅力です。
自然素材は時間の経過ととも色合いや風合いが変化するため、新築時とは違った表情を楽しめます。
例えば、外壁の木材として「カラ松」を利用する場合、時間が経つと飴色に変わるのが特徴です。
新築時の見た目も重要ですが、将来的にどのような色合いや風合いになるのか、あらかじめ施工業者に確認しておくと、ミスマッチを回避できます。
モダンや北欧などほかのテイストと組み合わせやすい
ナチュラルな家は基本的にシンプルなので、「ほかのテイストと組み合わせやすい」という特徴があります。
例えば、ナチュラルな家は以下のテイストと組み合わせることが可能です。
- ・モダン
- ・北欧
- ・和
- ・フレンチ など
テイストを盛り込みすぎると統一感のない外観になってしまうため、ナチュラルを含めて2つまでに絞って方針を決めましょう。
"フォレストブレス”では、自然素材を使った家づくりにこだわっています。
「自然素材を使ったナチュラルな家にしたい」と考える方は、"フォレストブレス”にご相談ください。
ナチュラルな家の外観をつくるポイント
続いて、ナチュラルな家の外観をつくるポイントをご紹介します。
屋根や建物の形状をシンプルにする
シンプルな形状の屋根や建物にすると、自然素材の魅力を引き出せるため、ナチュラルな雰囲気が増します。
ナチュラルな家を目指すなら、屋根の形状が片方に傾斜している「片流れ屋根」や、2方向に勾配をつけた山型の「切妻(きりづま)屋根」がおすすめです。
また、1階と2階がほぼ同じ面積の「総二階」など凹凸が少ない建物もナチュラルな家の外観をつくりたい場合に向いています。
庭や外構もナチュラルテイストを意識する
ナチュラルな家の外観にするには、外壁・屋根はもちろん庭や外構もナチュラルテイストを意識することが大切です。
庭や外構に以下のアイテムを設置すると、よりナチュラル感をアップできます。
- ・ウッドデッキ
- ・植栽
- ・木や石が使われた門柱
- ・ウッドフェンス など
庭や外構のデザインが全体の雰囲気とちぐはぐになるケースもあるため、トータルのバランスを踏まえて検討しましょう。
素材の耐久性や機能性も考慮する
外壁や屋根は紫外線や雨風にさらされるので、素材の耐久性や機能性も考慮して選ぶ必要があります。
ご自身で取り入れたいと考えている素材でも外壁や屋根に向かない場合もあるため、施工業者に相談してから素材を決めましょう。
ナチュラルな家の外観や内装の実例を、こちらの記事でご紹介しています。
>ナチュラルな家の外観や内装の実例を紹介|自然素材を採り入れた家づくりのポイントも解説
ナチュラルな家の外観における注意点
最後に、ナチュラルな家の外観における注意点をお伝えします。
注意点をチェックして、ナチュラルな家での後悔を回避しましょう。
定期的なメンテナンスが必要になる
ナチュラルで美しい外観をキープするには、定期的なメンテナンスが必須です。
例えば、外装などに木材を利用する場合、メンテナンスせずに放置しておくと、紫外線や雨風によって劣化・腐食する可能性があるので注意しましょう。
また、ナチュラルな家の外観には「ホワイト」が用いられる傾向にありますが、泥・コケ・カビなどの汚れが目立ちやすいので、こまめな掃除が必要になります。
素材が変形する場合がある
家の外観に使用されている木材が水分の吸収や乾燥を繰り返すことで、変形する場合があります。
変形した木材を放置していると、家の内部に雨水などが入り込む場合もあり、定期的に点検やメンテナンスをすることが重要です。
また、木材は経年劣化による味わいの変化を楽しめるのが魅力ですが、紫外線やカビなどが原因で意図しない色になってしまう可能性もあります。
建築費用が高額になるケースがある
自然素材は材料の価格が人工素材よりも高くなる傾向にあるので、トータルの建築費用が高額になるケースがあります。
ただし、自然素材を利用したナチュラルな家は長寿命であることから、長期的に見ると経済的です。
ナチュラルな家で予算オーバーを防ぐためにも、あらかじめ全体の予算を明確にして施工業者と相談しながら施工プランを決めましょう。
自然素材の家を後悔しないためのポイントについては、こちらの記事で解説しています。
まとめ
「焼杉の外壁を取り入れたナチュラルモダンの家」など、ナチュラルな家の外観実例をご紹介しました。
家の外壁・屋根はもちろん、庭や外構も意識して家づくりを進めると、外観全体がナチュラルな雰囲気にまとまります。
今回ご紹介した内容を、ナチュラルな家を検討する際の参考にしていただけると幸いです。
私たち"フォレストブレス”は、1934年に製材所として創業して以来培った知識と経験を活かして、快適で健康的な暮らしが実現できる住まいをご提案しております。
木材のプロとして、自然素材にこだわった事例を数多く手掛けていますので、お気軽にご相談ください。