無垢材の家を後悔しないためのポイント|メリット・デメリットからメンテナンス・価格・経年変化まで
無垢材というと、フローリング材などを思い浮かべる方が多いでしょう。
しかし、住宅に取り入れる無垢材はそれだけではありません。
また、お手入れ方法を知らないまま家の内装に取り入れて、後悔してしまう方もいます。
そこで、「無垢材の家」を後悔しないためのポイントを紹介します。
メリット・デメリットやお手入れ方法など気になる疑問にもお答えしますので、これから家の新築やリノベーションを検討する方は、ぜひ参考にしてください。
●「無垢材の家」のメリットは、機能面、健康面、環境面など多岐に渡ります。
● 無垢材を家の内外装へ取り入れる際は、必ずデメリットも理解して、メンテナンスや経年変化についても理解しておくことが大切です。
● 私たち“フォレストブレス”では、1934年創業以来木材会社として培った経験を活かし、自然素材にこだわった“あなただけの住まいづくり”をお手伝いしています。
Contents
無垢材の家にはどんなメリットがある?
日本では古くから木造建築が根付いており、その技術は世界に誇れる高い水準です。
その理由は、ズバリ国産で高品質な木材が豊富に作られているからです。
日本は、その国土の2/3ほどを森林が占め、そのうち木材を算出するために植林されている人工林は、1,040ha、東京都の39個分に相当します。
特に、建築材料に適した杉・ヒノキが生息し、丁寧な林業運営によって上質な木材が多く生み出されています。
(引用:林野庁|スギ・ヒノキ林に関するデータ)
この貴重な資源を活用すべく、林野庁を筆頭に、建築への木材利用、特に国産材利用を推し進めているのが現状です。
2021年に制定された「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律(通称:都市の木造化推進法)」によって、その動きはさらに活発になり、住宅や教育施設、医療福祉施設、商業施設と、幅広い建築物の木造化・木質化が進んでいます。
では、無垢材の家にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
調湿性が高い
木材の細胞を見ると、その60〜70%程度は空隙(空気で満たされた小部屋)で満たされています。
樹木は伐採されてからもこの空隙に空気中の水分を抱え込む性質があるため、湿潤環境では除湿し、乾燥環境では加湿することができるのです。
この性能は集成材などに加工すると低下し、無垢材で最も大きな効果が得られます。
フローリングなど内装仕上げ材に無垢材を取り入れると、室内の相対湿度を快適な60〜70%に維持できるという実験結果もあるほどです。(参考:兵庫県立農林水産技術総合センター森林林業技術センター)
断熱性が高い
主な建築材料の熱伝導率(熱の伝えやすさ)を比較すると、その断熱効果は歴然です。
【建築材料】 | 【熱伝導率 W/mK】 |
コンクリート | 1.6 |
ステンレンス | 15 |
ガラス | 1 |
石膏ボード | 0.22 |
無垢材(杉) | 0.12 |
断熱材(グラスウール16K) | 0.038 |
断熱材には及ばないものの、その他の材料と比べると、高い断熱性を持つことが分かります。
なぜなら、木材の細胞内に含まれる空気が断熱材の役割を果たすからです。
室内を包み込むように無垢材を取り入れると、保温性・保冷性を実感できます。
衝撃や音を吸収する
無垢材は、細かな空隙を含むスポンジ上の細胞構造であり、それによって衝撃や音を吸収できます。
歩行時には足腰への負担が軽減でき疲れにくくなりますし、転倒時の怪我リスクも最小限に抑えられるため、住宅だけではなく、学校や幼稚園、病院、老人ホームなどへの無垢フローリング採用事例は少なくありません。(参考:林野庁|内装木質化した建物事例とその効果)
材料や施工方法によっては、吸音性が得られることも分かっていることから、音楽ホールへも採用されています。
住宅の内装に無垢材を取り入れると、音の跳ね返りを軽減するため、楽器を弾く部屋などにもおすすめです。
(引用:林野庁|木材は人にやさしい)
光の反射を和らげる
無塗装の無垢材は、太陽から放たれる紫外線を吸収し、反射光を大幅に減らせるため、目への負担を抑えられます。
紫外線だけではなく、熱を伝える赤外線の反射率も低いため、南側に開口のある部屋に無垢材のフローリングを採用すると、眩しさだけではなく、暑さを和らげることも期待できるのです。
香りによるリラックス効果・消臭効果
杉やヒノキなどの木材は、“木の香り成分”であるフィトンチッドなどの精油成分が多く含まれています。
この精油成分は、以下の効力を持つことが分かっており、特に無垢材は持続性が高いため、香りを楽しむ目的で採用されるケースもあるほどです。
- ・細菌やウィルスを寄せ付けない“殺菌・抗ウイルス効果”
- ・シロアリを寄せ付けない“防虫効果”
- ・血圧低下や脳活動の沈静化をもたらす“リラックス効果”
- ・臭気を消す“消臭効果”
(参考:国立研究開発法人 森林研究・整備機構|森の香りを科学する)
環境に優しい
木材は、製造加工過程で排出される二酸化炭素量が少なく、また樹木は生育過程で多くの二酸化炭素を固定します。
そのため、住宅に無垢材を取り入れれば取り入れるほど、環境負荷を軽減できるとされているのです。
(引用:林野庁|木材利用の動向(1))
特に、国産材は運搬時に消費するエネルギー量が少ないことから、より二酸化炭素排出量を抑えられるため、多くの建築現場で採用されています。
(引用:一般社団法人 ウッドマイルズフォーラム)
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国産木材で住宅を建てるメリット・デメリット|国産材は本当に価格が高い?
フォレストブレスは、1934年に木材会社「渡辺木材」として創業して以来、長い間、国産材と向き合ってきました。
樹種や産地にこだわらず、それぞれの特徴や性質を見極めて、家づくりに活かしています。
無垢材の家にデメリットはある?多くの人が後悔する理由|メンテナンス・価格・材料選び
無垢材の家には、快適性や環境面においてメリットがある一方、自然由来の材料ならではのデメリットがある点も忘れてはいけません。
実際に、SNSやブログを見ると、「なんとなく良さそう」と無垢材を取り入れて、後悔している人も少なからず見かけます。
では、無垢材の家をどのような理由で後悔してしまっているのでしょうか。
対策方法と合わせて、ご紹介します。
「床暖房と無垢材フローリングを組み合わせたらなかなか温まらない」
無垢フローリング材は断熱材が高いゆえに、厚さによっては床暖房の熱が伝わりづらい可能性があります。
ただし、温まりやすさを優先して薄い床材を選ぶと、熱によって伸縮や反りが発生しやすいため注意が必要です。
床暖房を採用する場所には、特殊な熱加工を加えた変形しにくい“床暖房対応”の無垢フローリング材を選びましょう。
「無垢フローリング材の目地が開く・床鳴りがする」
無垢フローリング材は、伐採した木を人工的もしくは時間をかけて自然に乾燥させ、含水率(木材に含まれる水分量)を12%程度まで減らし、品質がある程度安定した状態でフローリングの形状に加工します。
しかし、施工された場所の空気環境が湿潤・乾燥を繰り返すと、それに合わせて伸縮するのです。
そのため、季節によってフローリングの目地が開いたり、逆に狭くなり「突き上げ」という現象が起きて床鳴りが発生する可能性は決して少なくありません。
無垢フローリング材を採用する際は、これらのリスクを理解しておくことが重要です。
また、施工時にはある程度の突き上げを考慮して隙間を開けて施工したり、冬には過乾燥による目地の開きを軽減するために加湿したりなどの工夫が欠かせません。
無垢材の特性を知り尽くし、材料に合わせた施工ができる建築会社へ相談することも重要なポイントです。
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「思ったよりコストがかかった」
壁や天井にビニルクロスを貼ったり、量産タイプのビニル系床材を施工したりするのと比べて、内装仕上げ材に無垢材を使うと、材料費・施工費ともに割高になる点は否めません。
ただし、ビニルクロス・ビニル系床材の耐用年数は10年程度です。
それに対して、無垢材はお手入れ次第では40年以上もつケースも珍しくありません。
そのため、定期的に張り替えることを考えると、トータルコストはむしろ“安い”と言っても過言ではないでしょう。
「自然素材にこだわりたいが費用はできるだけ抑えたい」という場合は、収納内部など見えない部分は合板を用いるなど、場所によって仕上げを分ける方法がおすすめです。
「水ジミが目立つ」
無塗装の無垢材は、樹種によって水ジミがついてしまう可能性があります。
特に、油分が少なく耐水性の低いホワイトウッドやパインには要注意です。
水回りなどで水ハネの可能性が高い場所や、食事をするテーブルの天板、カウンター材には、耐水性の高い杉やヒノキ、ヒバ、クリなどの無垢材を採用してください。
万が一水シミが付いてしまった場合は、速やかに水分を拭き取って、目の細かい紙やすりで研磨してみるとシミが目立たなくなる可能性があります。
ただし、表面加工されている無垢材ですと研磨した部分が目立ってしまうかもしれませんので、必ず目立たない場所で試してからにしましょう。
「手垢などの汚れが取れない」
ドアやスイッチ周りなどには、どうしても手垢などの皮脂汚れが付いてしまいます。
段々と部分的に黒ずみ、それが気になるという方も多いですが、無垢材によってはエタノールなどで落とせる可能性もありますので、建築会社へ事前にお手入れ方法・お掃除方法を聞いておくと良いでしょう。
手垢などの汚れがついても目立たないようにするために、色付きの蜜蝋ワックスやオイル塗装を施しておくのもおすすめです。
「あっという間に床がキズや凹みだらけに」
無垢材、特に柔らかい杉材などは、普通に生活していてもすぐにキズや凹みが付いてしまいます。
表面を強化するためのガラスコーティングをすることもできますが、それでは無垢材の質感を劇的に損ねてしまいます。
無垢材を採用する際は、ある程度のキズ・凹みは許容して、むしろそれを“味わい”として捉えてみてください。
家族がその家で暮らした証と思えば、きっと愛着が湧くはずです。
浅いキズや凹みは、研磨で補修できる可能性もありますので、気になる方は建築会社へご相談ください。
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「柱から出てきたヤニが気になる」
フローリング材は十分乾燥しているため、ヤニが出ることはほとんどありませんが、柱や梁に用いられる太い材料ですと、ヤニが出てくる可能性があります。
特に、松・杉・ヒノキなどの針葉樹はヤニが多いため、人の手に触れる場所は十分気をつけてください。
ヤニは、エタノールやベンジンで拭き取れますが、無垢材が変色する可能性もありますので、必ず目立たないところで試してからにしましょう。
新築後1〜2年後はヤニが出てくる可能性がありますが、それ以後は徐々に出なくなってきますので、それほど神経質になる必要はありません。
「無垢材の家」を後悔しないためには、木材の知識が豊富な建築会社へ相談することが最も重要なポイントです。
部位によって適した樹種を選定でき、デメリットや扱い方についても十分説明してくれる会社を選びましょう。
無垢材は家のどこに取り入れる?フローリング以外の方法は?
無垢材=フローリングを連想する方も多いかもしれませんが、無垢材を取り入れられる場所はそれだけではありません。
また、構造体にも無垢材を使い、それをインテリアデザインのアクセントとして活かす方法も人気です。
無垢材にこだわった家を建てたい方は、フローリング以外にも無垢材を取り入れてみてください。
- ・フローリング
- ・天井材
- ・壁材
- ・造作建具(内装ドア・収納ドア)
- ・造作収納や造作家具
- ・造作階段
- ・木製格子
- ・梁
- ・柱
- ・窓枠や巾木などの造作部材
- ・外壁材
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フォレストブレスでは、内装仕上げやドア、造作収納だけではなく、下地材や柱、土台、梁などの構造体に至るまで“国産材”にこだわっています。
【施工事例】無垢材だけではなく全て自然素材にこだわったオーガニックな家
私たち“フォレストブレス”は、「呼吸が深くなる家」をコンセプトに、国産材と自然素材にこだわり抜いた家づくりを行っています。
できる限り化学製品を使わないこだわりは、まさに「オーガニックな家づくり」。
その一部を紹介しますので、無垢材の家を建てたい方は、ぜひ参考にしてください。
「場所によって無垢材の種類を使い分ける」
こちらは、内外部へ無垢材を取り入れた事例です。
屋外には、直接雨が当たりにくい軒裏天井とルーフバルコニーの壁面へ無垢羽目板材を施工し、白い塗り壁とのコントラストをアクセントにしました。
室内も、白を基調として天井は梁見せ仕上げに、フローリングや内装ドアなどへ無垢材を取り入れ、爽やかなのにどこか温もりを感じられる仕上がりに。
廊下の板張り壁や造作家具、フローリング材など、場所ごとに適した樹種を使い分けた点がポイントです。
デザイン性だけではなく、実用性を兼ね揃えた「無垢材の家」を建てたい方は、木材それぞれの特性を知り尽くした建築会社へ相談してください。
「無垢材がデザインの“主役”」
こちらは、フローリングや巾木などの造作部材、階段、天井材など、壁以外を全て無垢材仕上げにしたと言っても過言ではないほど、木にこだわった事例です。
明るい色味の無垢材を採用したので、木目部分の面積が広くても、圧迫感がなく明るい雰囲気に仕上がりました。
もちろん、屋外にも無垢材を取り入れています。
軒裏天井と一階部分の外壁材、2階の窓に設置された窓台も無垢材です。
ウッドデッキと相まって、外観もナチュラルな印象にまとめました。
板張り外壁は、雨風の当たりやすい部分や泥ハネしやすい部分では、変色などの恐れがあります。
しかし、こちらのように、塗り壁とうまく組み合わせれば、長年メンテナンスフリーの外壁にすることも可能です。
屋外へ無垢材を採用する場合は、メンテナンスや耐用年数も踏まえて、検討してください。
「無垢材に囲まれた空間が壮観」
こちらは、床・壁天井から家具まで全て無垢材で統一した事例です。
窓サッシは通常のアルミサッシではなく木製サッシを採用する徹底ぶり。
ホールは開放感を強調するために、ホワイトの壁・天井と組み合わせました。
室内のフローリング材と、屋外のデッキ材の幅や張り方向を揃えると、室内外のつながりが感じられ、より広々とした印象に。
デッキ上の軒を深くすれば、差し込む日射もコントロールできます。
屋外の軒下部分には、個性的な焼杉板材を採用しました。
高級感と素朴感を兼ね備えた焼杉板材は、街ゆく人へその建物を強く印象付けます。
「無垢材の家」に関するQ&A|価格・耐久性・経年変化・樹種
「無垢材の家を建てたいが、果たして住みやすいのか心配」という方も多いでしょう。
そこで、無垢材に関するよくいただく質問に“木材と家づくりのプロ”がお答えします。
Q.「無垢材の家は値段が高い?」
確かに無垢材は、決して安いとは言い切れません。
ただし、化学物質を含んだビニル系建材と比べると、メンテナンス費用があまりかかりませんし、耐用年数も長いため、住宅の寿命に渡ってかかるコストはむしろリーズナブルです。
国産材は高品質なので、30年40年とその家に住み続けたい方におすすめします。
「国産材は輸入材より高いのでは」と思う方もいるかもしれませんが、家を1棟建てるのに国産材と輸入材を使った場合で比べても、その差はたった数十万円程度です。
国産材にこだわることで、自治体から補助金をもらえる可能性もありますので、「無垢材の家」を建てる際は、役所や建築会社へ詳細を確認してください。(例:茨城県|いばらき木づかいチャレンジ(木材住宅支援)事業)
“フォレストブレス”は、昭和15年創業の“渡辺木材”として培った独自のルートによって、通常の仕入れよりも高品質の木材を安価で仕入れることができます。
Q.「無垢材に蜜蝋ワックスやオイル塗装をすれば汚れはつかない?」
無垢フローリング材のメンテナンス材として使われるのが蜜蝋ワックスや塗装用オイルです。
これらを年に一度程度こまめに塗ると、多少の水分や手垢によるシミ・汚れを防げます。
ただし、蜜蝋ワックスやオイル塗装は、あくまでの木材の乾燥を防ぐことが一番の目的ですので、決して表面強度が高まったり、撥水性をプラスするためのものではありません。
手垢など気をつけてもついてしまう汚れを目立たないようにしたい方は、色付きの蜜蝋ワックスやオイル塗装を検討してみましょう。
Q.「無垢材は10年後・20年後どうなる?経年変化はある?」
無垢材は、樹種によって色が褪せたり、逆に濃くなったりするものも少なくありません。
多くは、紫外線による日焼けが原因です。
そのため、直射日光が当たりやすい部屋に採用する場合は、どのような経年変化が現れるのか、事前に確認しましょう。
また、家具移動によって日焼け跡が目立たないように、壁や床に固定された造作家具にするのもおすすめです。
日本固有種で建築材として多く使われる杉材は、床材やカウンター材など表面が摩耗すると、段々と木目が浮き上がる「浮造り(うづくり)」という現象が起こります。
これらの経年変化は、家に趣や深みをプラスするため、「無垢材の家」の魅力と言えるでしょう。
Q.「変形しにくい無垢材があるって本当?」
無垢材の欠点は変形リスクですが、木材の乾燥方法によってはその発生を抑えることができます。
じっくりゆっくり自然乾燥もしくは低中温で人工乾燥された木は、時間をかけて木材中の水分を抜くため、もともと含まれた油分が残り、粘り強く艶のある木材に仕上がります。
一方、高温で人工乾燥された木は、伐採後に短期間で使える反面、油分まで揮発してしまうため、湿度の影響を受けやすく変形リスクも高まります。
また、艶がなくくすんだ風合いになるため、見た目にも影響がある点は否めません。
“フォレストブレス”では、自然乾燥もしくは低中温式で人工乾燥させた木を厳選してご提供しています。
安全で強い家を建てるには、時間をかけて作られた木材が必要不可欠と考えているからです。
Q.「どんな樹種を使うの?」
使う樹種は建築会社によって異なります。
日本では生息しない輸入種を使う会社もありますが、フォレストブレスでは“国産材”、その中でも乾燥方法にまでこだわって材料を選定しています。
「無垢材の家」と聞くと、杉やヒノキを連想する方が多いかもしれませんが、当社では、これらの樹種に限らず、落葉松・サワラ・赤松・クリ・ケヤキなど、樹種・産地を特定しません。
玄関の縁には強度の高い栗の木を、造作扉には木目がキレイな杉板を、洗面室には吸湿効果の高いヒノキを…と、“適材適所”に材料を使い分けています。
これこそ、前身が材木店である“フォレストブレス”の強みです。
“フォレストブレス”では、他の工務店・ハウスメーカーとは一味違う家を手がけています。
「自然素材にこだわりたい」「できるだけ化学物質を使いたくない」という方は、ぜひ相談会や見学会へお越しください。
まとめ
無垢材を、なんとなく“良さそう”と採用する方も多いかもしれません。
確かに、調湿性や断熱性、省エネ性など、メリットは多岐に渡ります。
ただし、欠点やお手入れ方法、経年変化を知らずにご自宅へ採用すると後悔してしまうかもしれません。
そのため、木の特性を知り尽くし、それを十分説明できる建築会社を選ぶことが重要です。
私たち“フォレストブレス”は、1934年に製材所として創業して以来培った知識と経験を活かして、自然素材にとことんこだわった家づくりを行っています。
“小さな家でコトを愉しむくらし”をコンセプトに、無垢杉材を取り入れた事例も数多く手がけていますので、お気軽にご相談ください。
「自然素材」にこだわった家の新築・リノベーションは茨城県石岡市のフォレストブレスへ
フォレストブレスは、「自然素材」と「あつらえ設計」にこだわった高品質な住宅を数多く手掛けています。
“本当に快適な家に住んでほしい”という想いから、家づくりに以下のものを使わないことをお約束します。
- ・化学物質を含む接着剤を使用した合板、集成材
- ・防蟻防腐剤注入土台・グラスウール
- ・ビニールクロス、廃棄時有害なもの
お客様の住まい方や個性、価値観に寄り添い、“あなただけの住まい”をご提案します。
「呼吸が深くなる家」それこそ私たちが追求する快適なマイホーム。
オーガニックな暮らしを実現したい方は、ぜひご相談を。
定期的に見学会などのイベントも開催しておりますので、私たちの家づくりをご体感ください。