ナチュラルな家の外観や内装の実例を紹介|自然素材を採り入れた家づくりのポイントも解説
自然素材を採り入れたナチュラルな家は、温かみを感じることができる外観が魅力的です。
また、家づくりに自然素材を採り入れることで、ご家族が健康的に暮らすことができる安心安全な住環境をつくることができます。
このように、多くの魅力があるナチュラルな家の外観や内装を知りたいという方は多いでしょう。
そこで、自然素材のナチュラルな家づくりを得意とするフォレストブレスが、ナチュラルな家の外観や内装の実例や自然素材を採り入れた家づくりのポイントを紹介します。
●ナチュラルな家の外観や内装の実例を紹介します。
●ナチュラルな家の特徴やメリット・デメリットを紹介します。
● ナチュラルな家をつくるためのポイントや間取りのアイデアなどを紹介します。
Contents
ナチュラルな家の外観|実例を紹介
ナチュラルな家の外観の代表例は、板張りですが、外壁に日本の伝統的な壁材として知られている漆喰を採り入れたパターンもあります。
また、漆喰の外壁に板張りをアクセントとして採り入れるパターンもあるなど、バリエーションは様々です。
ここでは、下記の通り、ナチュラルな家の外観の実例を見ていきましょう。
ナチュラルな家の外観|外壁に信州カラマツとスギを採用
こちらは、外壁に信州カラマツとスギを採用したナチュラルな家の外観実例です。
板張りの外壁に材種の異なる木材を使用することで、木目や色の違いも楽しめる外観を実現しました。
ナチュラルな家の外観|外壁に漆喰を採用
こちらは、蔵をモチーフとしたナチュラルな家の外観実例です。
日本の伝統である漆喰・土瓦・木を生かした和の家は、温かみのある雰囲気があります。
ナチュラルな家の外観|外壁に漆喰とカラマツを採用
こちらは、外壁に漆喰とカラマツを採用したナチュラルな家の外観実例です。
漆喰仕上げの白い外壁に1階部分のカラマツの板張りがアクセントとなり、爽やかな雰囲気をつくりあげています。
ナチュラルな家の外観|外壁に杉板張りを採用
最後に、外壁に杉板張りを採用したナチュラルな家の外観実例です。
1階部分は杉板張りを自然塗料で仕上げることで、ナチュラルなテイストを残しながら、都会的な雰囲気の外観を実現しています。
庭につながるウッドデッキには屋根がかかり、多目的に使える空間を設けています。
フォレストブレスにはナチュラルな家の施工事例が他にもたくさんありますのでぜひごらんください。
ナチュラルな家の内装|実例を紹介
ナチュラルな家の内装は、無垢材や自然素材の壁材を使用することでデザイン性だけではなく、体にやさしい住まいを実現することができます。
ここでは、下記の通り、ナチュラルな家の内装実例を紹介します。
ナチュラルな家の内装|サワラにこだわった内装実例
こちらは、サワラにこだわったナチュラルな家の内装実例です。
お施主様の体質に杉・檜が合わず、試行錯誤した結果、サワラが最適となったことから、内装仕上げの木部は建具まで含め、ほぼサワラで仕上げています。
このように、木材にもしっかりとこだわることもナチュラルな家づくりのポイントです。
ナチュラルな家の内装|じめじめした室内環境を改善した内装実例
こちらは、じめじめした室内環境を改善した内装実例です。
リフォームの事例ですが、じめじめした室内環境を空気浄化作用のあるシラス壁と木材を材料として選択することで、改善することができました。
このように、調湿機能をもつ建築材料を使うことで住環境を改善することもあります。
自然素材の調湿性能について詳しく知りたい方は、下記の記事でも紹介しています。
ナチュラルな家の内装|環境に配慮したゼロエネルギーの住宅の内装実例
こちらは、環境に配慮したゼロエネルギー住宅の内装実例です。
家全体の冷暖房は2台だけですが、冷暖房システムにも工夫を凝らすことで、少ないエネルギー量でも家全体を快適にする間取りを実現しました。
また、キッチン廻りの棚から子供部屋のベッドまですべて造作するなど自然素材へのこだわりも感じられる実例です。
このように、環境にやさしい設計もナチュラルな家づくりのポイントです。
エコ住宅については、補助金・住宅ローン控除などの減免制度の適用を受けることができるケースもあります。
エコ住宅の補助金・減免制度については、下記の記事でも紹介しています。ぜひごらんください。
>エコ住宅の基準や建設会社選び、補助金・減免制度について解説
ナチュラルな家の特徴は?|メリット・デメリットも紹介
ここでは、ナチュラルな家の特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説します。
ナチュラルな家の特徴とは
ナチュラルな家は、自然界にある自然素材を採り入れた温かみのある外観と内装が特徴的です。
無垢材や断熱材・壁材まで自然素材にこだわることで、自然を感じながら暮らせる住まいとなります。
ナチュラルな家のメリット
ナチュラルな家には、下記のようなメリットがありますので、それぞれ見ていきましょう。
- ・自然を感じられる飽きのこないデザイン
- ・住環境にやさしい
- ・地球環境にもやさしい
自然を感じられる飽きのこないデザイン
ナチュラルな家は、自然素材をたっぷりと使用することで、自然を感じることができる飽きのこないデザインを実現することができます。
人工的な材料にはない自然の美しさは目を惹きますし、経年によって色や質感が変化し、味わい深くなるのも自然素材の特徴です。
住環境にやさしい
木の香りを感じることができるナチュラルな家は、リラックス効果があります。
また、無垢材や漆喰などの自然素材には、調湿作用があり、湿気によるカビや結露が発生しにくいというメリットもあります。
また、自然素材にこだわった家づくりをすることで、シックハウス症候群の対策としても注目されています。
このように、ナチュラルな家は、ご家族の健康や快適な住環境を実現できます。
地球環境にもやさしい
地球環境にやさしい設計もナチュラルな家の魅力です。
例えば、自然エネルギーを活用して快適な住まいを実現する設計手法であるパッシブデザインは、高い省エネ効果があるので、地球環境にも寄与できるデザインとなります。
また、国産材を使うことで、住む人だけではなく、森の環境を守ることにもつながります。
パッシブデザインについて詳しく知りたい方は、下記の記事でも紹介しています。
>パッシブデザインとは?メリット・デメリットと失敗を避けるポイントを解説
ナチュラルな家のデメリット
ナチュラルな家は、下記のようなデメリットもありますので、対策を講じましょう。
●建築コストが高くなる可能性がある
●デザインが限定的になりがち
建築コストが高くなる可能性がある
一般的な工務店では、自然素材をたっぷりと使用したナチュラルな家は、建築コストが高くなる傾向があります。
そのような場合には、オプションとして自然素材を選べる工務店よりも、自然素材を標準対応としている建設会社に相談することで、コストダウンすることができます。
デザインが限定的になりがち
ナチュラルな家は、自然素材を使用しますので、人工的なデザインよりも自然素材を生かした自然美を採り入れた方がマッチします。
したがって、トレンドを意識しないシンプルなデザインにした方がよいでしょう。
逆に言えば、デザインが限定的になりがちというデメリットがあります。
ナチュラルな家の外観のポイントや間取りのアイデア
ここでは、ナチュラルな家にするための外観のポイントや間取りのアイデアについて紹介します。
材質にこだわる
ナチュラルな家にするためには、材質にこだわりましょう。
例えば、板張りの外観はナチュラルな家の代表的な例ですが、木材には様々な種類があり、それぞれ雰囲気が違います。
また、ナチュラルな家づくりには、木材を様々な場所に使用するので、木材の特徴を見極めて適切な木材を使うことが重要です。
さらに、耐久性が高く日本の風土に合っている国産の無垢材を使用することができれば、尚よいでしょう。
色合いにこだわる
ナチュラルな家は、シンプルなデザインと色合いにすることで、自然素材の美しさが映えます。
木材の木目の美しさや漆喰のナチュラルな素材感を引き立たせる色合いやデザインを採り入れることで、トレンドに左右されない外観を実現できます。
外構にこだわる
外構も建物の印象を左右するポイントです。
スペースがあれば、植栽や芝、ウッドデッキなどを採り入れることで、さらにナチュラルテイストな外観に仕上がります。
ナチュラルな家の内装のポイントや間取りアイデア
ナチュラルな家づくりは、内装にもしっかりとこだわりましょう。
ここでは、ナチュラルな家の内装のポイントや間取りのアイデアについて紹介します。
材質にこだわる
ナチュラルな家は、自然素材をたっぷりと使用することで、リラックス効果や安心安全の住みやすい住宅をつくることができます。
例えば、フローリングは国産の無垢材を使用し、見せ梁や板張りの天井など木材を豊富に使うなど木材を内装にも多く採り入れることで、木の香りを感じる住まいになります。
また、木材は、リラックス効果だけではなく、吸湿・放湿性があるので、室内環境の向上やカビの防止など実用性もある材料です。
他にも、断熱材に調湿・消臭・吸音性がある羊毛断熱を採り入れるなど快適な室内環境をつくるアイデアなどもありますので、専門家である建設会社と相談しながら、材質を決めていくことが重要です。
窓の配置にこだわる
ナチュラルな家づくりには、採光をしっかりととれる間取りも重要です。
自然光をしっかりと取り込むことで、ナチュラルな空間をつくることができます。
爽やかで快適な家づくりには、太陽の位置や風などを設計の段階で細部まで検討した上で、窓の配置を決めるようにしましょう。
省エネにこだわる
ナチュラルな家は、環境に配慮した省エネ設計にすることでナチュラルな家になります。
太陽光発電システムや効率的な空調設計にこだわる高気密・高断熱なZEH住宅もナチュラルな家にするためのアイデアのひとつです。
ZEH住宅とは、外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質も維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとなることを目指した住宅のことです。
住宅の省エネ・省CO2化は、国の政策目標としても取り組まれていて、遅くとも2030年度までに省エネ基準をZEH基準の水準へ引き上げることを目標としています。
また、ZEH住宅は、住宅ローン減税の対象となり、年末のローン残高の0.7%を所得税から最大13年間控除されるなどコストメリットもあります。
まとめ
ナチュラルな家は、自然の美しさを感じる外観と木の香りのする温かみのある内装が魅力的です。
また、自然素材にこだわることで、ご家族の健康にも配慮した家づくりを実現できます。
私たち"フォレストブレス”は、1934年に製材所として創業して以来培った知識と経験を活かして、快適で健康的な暮らしが実現できる住まいをご提案しております。
木材のプロとして、自然素材にこだわった事例を数多く手掛けていますので、お気軽にご相談ください。