使い勝手のよい造作キッチンの魅力や実例を紹介|後悔しないためのポイントも解説
「マイホームには使い勝手の良いキッチンを取り入れたい」と感じていらっしゃる方は、造作キッチンがおすすめです。
造作キッチンなら、「収納スペースを増やしたい」「無垢材でキッチンをつくりたい」など様々な要望に応えられるので、使い勝手の良いこだわりのキッチンを実現できるからです。
今回は、造作キッチンの施工実績が豊富な"フォレストブレス”が使い勝手のよい造作キッチンの実例を紹介すると同時に、後悔しないためのポイントも解説します。
・造作キッチンのメリット・デメリットを解説します。
・使い勝手のよい造作キッチンの施工事例を紹介します。
・木造の造作キッチンは樹種により雰囲気が変わります。
造作キッチンとは
造作キッチンとは、「収納スペース」「高さ・幅・素材」「デザイン」などを自由に決めることができるオーダーメイドのキッチンのことを指します。
自由度が高く、自分好みの使いやすいキッチンを実現できることが造作キッチンの大きな魅力です。
造作キッチンのメリット
造作キッチンには、以下のようなメリットがあります。
- ・設計の自由度が高い
- ・住宅のテイストに合ったキッチンを実現可能
- ・収納スペースを確保できる
既製品と違い自由に設計できるので、必要な場所に収納を設けたり、自分の使いやすい高さや幅に調整できるので、使いやすいキッチンになります。
また、素材選定の自由度も高いので家づくりのコンセプトに合ったものをつくれます。
例えば、木材をたっぷりと使用した家にこだわりたいなら、キッチンを無垢材でつくることも可能です。
造作キッチンのデメリット
造作キッチンのデメリットは以下のとおりです。
- ・費用が高額になりがち
- ・仕上がりが職人の技術力に左右されがち
- ・完成イメージがつきにくい
既製品であれば、カタログを見たり、ショールームで実物を見ることもできますが、オーダーメイド製品である造作キッチンは、完成イメージがつきにくいことがデメリットです。
したがって、実績が豊富な施工業者と打ち合わせをしながら完成イメージのミスマッチを防ぐようにしましょう。
システムキッチンとの違い
システムキッチンとは、多くの人が使いやすい使用でつくられている既製品です。
ショールームで体験可能なので、完成イメージがつきやすいことや仕様が決まっているので納期や施工が早いことがメリットです。
このようなメリットがある反面、仕様が決まっているので完全に自分に合ったものが選べないのがシステムキッチンと造作キッチンの違いです。
以下の記事では、造作キッチンのメリットについてさらにくわしく紹介していますので、ぜひごらんください!
>造作キッチンのメリットは?10のポイントを事例とともに解説
使い勝手のよい造作キッチンの施工事例を紹介
ここでは、木材を使用した使い勝手のよい造作キッチンの施工事例を紹介します。
杉を使用した造作キッチンの施工実例
こちらは、杉を使用した造作キッチンの実例です。
木材でつくられた造作キッチンは、床や天井にたっぷりと木材を使ったお部屋と相性がよいです。
<施工事例>漆喰外壁のシンプルな平屋
収納たっぷりの造作キッチンを設けた施工実例
こちらは、収納たっぷりの造作キッチンを設けた実例です。
杉材でつくられたキッチンは、たくさんの収納スペースを設けることができ、使い勝手のよい造作キッチンに仕上がりました。
<施工事例>奥様こだわりの木のリフォーム
造作キッチンの背面に食器棚を設けた施工事例
こちらは、造作キッチンの背面に食器棚を造作した施工事例です。
細部まで自然素材にこだわることで、木の香りがするオリジナルのキッチンに仕上がりました。
<施工事例>環境改善リフォーム
フォレストブレスには、今回紹介しきれなった造作キッチンの施工事例が他にもあります。ぜひごらんください。
造作キッチンで後悔しないためのポイント
ここまで紹介してきたとおり、使い勝手がよく収納スペースも確保できる造作キッチンですが、「イメージと違った」と後悔することもあります。
造作キッチンで後悔しないためにも以下のポイントに注意しましょう。
シンプルなキッチンにする
「使いやすい収納棚を設ける」「使いやすい幅にする」など設計の自由度が高いことが造作キッチンの魅力ですが、可能な限りシンプルにすることをおすすめします。
マイホームの建築時には、「たっぷりと収納スペースを確保したい」と考え収納スペースを多く取り入れても、デッドスペースになることもあるからです。
収納が少なすぎる
逆に、収納が少なくすぎても使いにくいキッチンになるので注意しましょう。
例えば、「引き出しをつけるとコストがかかるから・・」と引き出しをつけなかったことで、箸やスプーンなどを取り出しやすいスペースがなく不便を感じることもあります。
せっかく造作キッチンをつくるのであれば、しっかりと収納計画を立て、適材適所に収納を設けることが重要です。
造作キッチンの施工実績が豊富な施工業者に依頼する
造作キッチンは、職人の技術力により仕上がりが左右されますので注意が必要です。
また、システムキッチンのようにショールームで実物を見ることができないため、完成イメージがつきにくく、施工業者のイメージとミスマッチが起こりやすい傾向があります。
したがって、造作キッチンの施工実績が豊富な業者を選定し、過去の施工写真、イメージ図などを出してもらい相談しながら進めるようにしましょう。
造作キッチンで使用される天然木の種類と特徴
自然素材にこだわった家づくりは、造作キッチンも天然木にこだわるとクオリティが高まります。
さらに、使用する木材の種類や産地にもこだわることで素敵な造作キッチンに仕上がりますので、天然木の種類と特徴を把握しておきましょう。
針葉樹(ヒノキ、マツ、スギなど)
木材の種類を大きく分けると、針葉樹(ヒノキ、マツ、スギなど)と広葉樹に分かれます。
そして、針葉樹には以下のような特徴があります。
【針葉樹の特徴】
- ・柔らかい、軽い
- ・加工しやすい
- ・香りが強い
広葉樹(ナラ、ブナ、アサダ、ケヤキなど)
一方で、広葉樹(ナラ、ブナ、アサダ、ケヤキなど)には以下のような特徴があります。
【広葉樹の特徴】
- ・硬い、重い
- ・耐久性に優れている
例えば、「柔らかい質感を求めるなら針葉樹を採用する」「重厚感のあるデザインにしたいなら広葉樹を使用する」など仕上がりイメージによって樹種を選択することもできます。
使用する木材の樹種によっても造作キッチンのイメージが違いますし、水回りがあるので耐水性の高い木材を選定することも長期的に見れば重要なポイントになります。
このように、造作キッチンの素材を天然木にこだわることで、クオリティの高い自然素材の家をつくれます。
以下の記事では、ナチュラルな家の外観や内装の実例を紹介していますので、ぜひごらんください。
>ナチュラルな家の外観や内装の実例を紹介|自然素材を採り入れた家づくりのポイントも解説
まとめ
造作キッチンは、キッチンの「素材」「サイズ」「収納」などを自由に設計できるので使い勝手のよいキッチンを実現しやすいです。
ライフスタイルに合わせてしっかりとした収納計画を立て、自分に合ったオリジナルの造作キッチンをつくりましょう。
ただし、造作キッチンは完全にオリジナルなものなので、完成イメージがつきにくいことがデメリットです。
したがって、造作キッチンの施工実績が豊富で経験のある施工業者を選ぶようにしましょう。
私たち"フォレストブレス”は、1934年に製材所として創業して以来培った知識と経験を活かして、快適で健康的な暮らしが実現できる住まいをご提案しております。
木材のプロとして、自然素材にこだわった事例を数多く手掛けていますので、お気軽にご相談ください。